宇治を代表するグルメといえば香り豊かな茶だんごに茶そば

歴史ある宇治橋（日本三大古橋の一つ）から宇治川を見わたすと、あまりにも少ない水量に驚いてしまいました。一週間ほど前の恐怖を覚えるほどの過激な増水がまるで嘘だったかのような・・・

宇治橋からの景色をゆっくりと楽しみながら平等院表参道へ。名物である自家製の茶だんごを買うために宇治駿河屋に立ち寄りました。開放感のある店内には、茶だんごの他にも様々な和菓子が並んでいます。今の季節は、わらび餅や水ようかんが大人気のようです。

宇治駿河屋で購入した茶だんごを手にぶらさげながらテクテクと参道を歩きいつもの場所へと向かいました。世界遺産の平等院と宇治川との間に設置されているベンチに腰を掛けておいしい茶だんごを頂くのが自分流！事前に用意していたペットボトルの濃い宇治茶と一緒に頂きました。茶だんごは煎茶にもほうじ茶にも良く合いますね。

茶だんごだけではお腹が満たされませんでしたので、伊藤久右衛門本店の茶房へ行くことにしました。塔ノ島では、宇治川の鵜飼で活躍中の鵜たちにしっかりとご挨拶。すると、帰りには羽根をパタパタと動かしてお見送りをしてくれました。塔ノ島からは、鮮やかな朱色が美しい朝霧橋を独占状態で渡ることに成功！これ、出来そうで出来ません。

宇治神社と宇治上神社（世界遺産）を横目に歩くこと10分ほどで伊藤久右衛門本店に到着です。空いているかとおもいきや中に入ると5組み待ち。名前を書いてから売店の季節限定商品をチェックしたり、お茶の試飲をしていると直ぐに順番が回ってきました。

暑い日に宇治へくると、やっぱり冷たい抹茶そばが食べたくなります。こちらの抹茶そばは手打ちではございませんが、のど越しが良くて食欲が無いときでもツルツルといけてしまいます。出汁も深い味ですし、お茶の佃煮は良いアクセントになります。満足感が得られる一品です。

多くの方は、お食事の後に甘味メニューを注文されていました。パフェにかき氷、あんみつなどの甘い物は皆さん本当に別腹なのですね。自分は既に宇治駿河屋の茶だんごを食べていましたので、さすがにこちらではセーブをかけることに・・・

しかし、お店を出てから我慢できずに通圓の抹茶ソフトで締める結果となりました。夏の宇治グルメを堪能！抹茶三昧のちょっぴり贅沢な宇治グルメ散歩でした。